マラソンと駅伝の違いを超分かりやすく解説

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冬のスポーツとして人気のある、

マラソンと駅伝ですが、

特に箱根駅伝はお正月の風物詩として人気があります。

 

そんな駅伝ですが、

それと似たようなスポーツでマラソンもあります。

 

 

どちらも共通しているのが、

長距離を走る陸上競技となります。

 

ですが、

マラソンと駅伝の違いを何となく知っていても、

よくわからない人が大半かと思います。

 

そこで、今回はマラソンと駅伝の違いについて、

元陸上部の僕が解説しますので、

是非とも参考にして下さい。

 

 

 

 

マラソンと駅伝の違いは?これさえ見れば解決!

マラソンと駅伝の違いですが、
単純に言うと個人競技と団体競技の違いです。

まとめると以下の通り。

 

★マラソン→決まったコースを一人で走り、

 時間と順位を競う個人種目。

 

★駅伝→決まったコースを複数で決められた区間を走り、

 時間や順位を競う団体種目。

 

つまりマラソンが個人種目となり、
駅伝は団体種目です。

 

マラソンで走る距離はよくフルマラソンである、

42.195kmと言われていますが、
大会によって距離は色々とあります。

 

自分が参加したマラソン大会は

3キロ、5キロ、10キロ、ハーフマラソンですが、

大会によって走る距離が色々とあります。

 

そもそもハーフマラソンとは何か?

それはフルマラソンの半分21.0975kmが、

ハーフマラソンと言われています。

 

そして駅伝で走る距離ですが、

マラソンと同様で大会によって距離が違います。

 

ただし走るコースはいくつかの区間に分けられており、

複数人によるリレー形式で、

タスキをつないで順位とタイムを競う団体種目です。

 

そして大会にもよりますが、
タスキの受け渡す場所を中継所と呼ぶます。

 

そして残酷にもランナーの中継所の到着が、

一定の時間を超えて遅れた場合は

次のランナーがタスキを受け取ることなくスタートをします。

 

これを繰り上げスタートと言います。

繰り上げスタートはルールの1つですが、
通常、市民ランナーが集まる駅伝大会では

 

適用されていない場合が多く、

逆に実業団が参加する駅伝大会では

適用されている場合が多いです。

 

有名な大会だと、
箱根駅伝が有名です。

 

 

マラソンと駅伝の起源の違いは?

マランと駅伝の起源の違いは以下の通りです。

 

⭐マラソン

 

マラソンの起源はかなり古く、
紀元前490年となります。

 

ペルシア戦争中のマラトンの戦いにおいて、

アテネ軍は侵入してきたペルシア軍を撃破し、
勝利したと言われています。

 

その勝利を伝える為に、
一人の兵士がマラトンから、

アテネまでの約40kmを走り、

報告後に息絶えたと言います。

 

そして兵士が走った、

約40kmを第1回目の近代オリンピック(1896年)から

正式種目に採用されました。

 

⭐駅伝の起源

 

駅伝は大正時代に
日本で誕生した競技です。

 

マラソンと比較すると、

誕生した年や国も違いがありますね。

 

ここから詳しく解説します。

 

日本初のオリンピック選手の、

金栗四三(かなぐりしぞう)の呼びかけにより、
世界で戦える長距離選手を育成する為に
駅伝は誕生したと言われています。

 

日本初の駅伝は1917年です。

京都の三条大橋と東京の上野不忍池をつないだ、

東京奠都(てんと)記念東海道駅伝徒歩競走」です。

 

距離は516km(23区間)もあり、
走りきるのに3日間かかったて言われています。

 

フルマラソンが42.195kmになった意外な理由とは!

 

フルマラソンの正式距離が、

42.195kmになった理由を解説します。

 

42.195kmが公式競技距離となったのは

第8回パリオリンピック(1924年)です。

 

それ以前まではアバウトで、

40kmを目安として、
公式な距離は決められていなかったと、

言われています。

 

そして42.195kmとなったきっかけは

第4回大会のロンドンオリンピック(1908年)時の話しになります。

 

初めは42kmにしていましたが、
この時、イギリス王女アレキサンドラが

「スタートは城の窓から見、

えるように宮殿の庭とリクエスト。

 

ゴールは競技場にあるボックス席の前に

設置してほしい」とリクエストしたのがきっかけで、
当初予定していた42kmよりも距離が延び、

42.195kmになったと言われています。

 

王女のちょっとしたワガママが、
42.195kmという中途半端な距離が誕生したので、

これは意外な理由ですね。

 

まとめ

今回はマラソンと駅伝の違いについて、
解説しました。参考になれば幸いです。

記事の結論は以下の通りです。

 

 

⭐マラソン→決まったコースを一人で走り、

時間と順位を競う個人種目。

 

⭐駅伝→決まったコースを複数で決められた区間を走り、

時間や順位を競う団体種目。

 

⭐マラソンと駅伝の起源
誕生した年や国も違いがある。

 

⭐日本初の駅伝は1917年に開催された、
東京奠都(てんと)記念東海道駅伝徒歩競走。

 

⭐42.195kmが公式競技距離と、

なったのは第8回パリオリンピック(1924年)。

 

⭐王女のちょっとしたワガママで、
中途半端な距離が誕生。

 

 

以上がまともです。

つまりマラソンが個人種目となり、
駅伝は団体種目です。

 

他にも色々とマラソンと、

駅伝の違いを解説しましたが、

参考になれば幸いです。

 

本日は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

 

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