スマホは何歳から使っている人が多い?ベストな時期は?持たせる意味や注意点も解説

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昔は自転車、今はスマホ。

 

子どもたちがおねだりする、

アイテムも時代とともに変わりました。

 

自転車もスマホも、

子どもの社交にとって必需品と言える共通点があります。

 

しかし、スマホにはデジタルデバイスならではの弊害も指摘され、

親としては購入の判断が難しいと感じることもあります。

 

「いつかは必要」「やむをえない」と考えても、

最適なタイミングを見極めるのは容易ではありません。

 

この記事では、子どもがスマホを持つ意義やリスク、

注意すべきポイントについてわかりやすく説明します。

 

 

スマホデビューは何歳からが多いの?ベストな時期は?

調査の前段階として、

2019年以降に20歳から59歳の親1,799人に対して行われたものによれば、

子どもに初めてスマートフォンを持たせた学年を尋ねたところ、

「中学3年生」が最も多く16.3%で、次いで「小学6年生」が12.1%でした。

 

参考記事

 

データを見ると、小学校5年生から6年生、

そして中学生の時期に初めてスマートフォンを持つ子どもが多いことが明らかです。

 

 

ただし、保護者の考え方や子どもの生活状況はさまざまであり、

「この年齢が最適!」と断定することは難しいです。

 

具体的な理由がない場合、柔軟な考え方で、

「小学校高学年になったら検討し始め、

中学卒業までに決定する」といったイメージで進めるのが良いでしょう。

 

 

スマホを持たせる意味は?

①連絡用ツール

 

2000年ごろから急速に広まった携帯電話の普及には、

緊急の連絡手段としての側面が大きな要因となりました。

 

共働きで夕方まで塾に通う子どもが増えたご家庭では、

保護者と子どもが連絡をとり合う必要性が高まり、

それに応じて携帯電話が重要なツールとなりました。

 

時代は進み、携帯電話からスマートフォンへと変わりつつありますが、

「夜間に子どもが塾などに通っている」

といった生活様式は変わっていません。

 

必要な時に簡単に連絡がとれる必要性は今も変わらないと言えるでしょう。

 

②犯罪や非行防止の為

 

現代のスマートフォンには、

「位置情報(GPS)追跡機能」が搭載されています。

 

 

この機能により、

保護者は子どものスマートフォンの位置情報を確認することができます。

 

これにより、子どもが犯罪や非行に巻き込まれた場合に迅速に対処でき、

その状況に対する対応が容易になります。(想像したくない話ではありますが)

 

 

③スマホがないと仲間はずれになる

 

「スマホがないと仲間はずれになる」という言葉は、

現代の子どもたちがよく口にするものです。

 

確かに、スマホの普及に伴い、

小学生の高学年からスマホを使って連絡をとり合うことが一般的になっています。

 

しかし、逆にスマホによる「

仲間はずれ」や「いじめ」などの問題も指摘されています。

 

これは一つの家族だけでは解決が難しい課題であり、

日頃からPTAなどを通じてスマホの適切な使い方について、

議論することが重要かもしれません。

 

 

④移動中に学習できるツール

 

子どものスマートフォンにはポジティブな側面も存在します。

 

最近では、

小学生から利用できるタブレット学習が増加しています。

 

無料から低価格で入手可能なスマートフォンは、

移動中でも細かい学習が可能なツールとして非常に役立ちます。

 

特に英語の学習においては、単語や文法の習得に適しており、

電車通学の際などに活用している子どもも多いようです。

スマホを持たせるときの注意点

スマートフォンは不可欠なツールであるが、

子どもに望まれるままにスマートフォンを与え、

その後は放置するやり方は大いに懸念されます。

 

特に小・中学校の間は、

「利用状況を確認する」といったスタンスを示すことが望ましいです。

 

この場では、スマートフォンの使用に関する、

注意点を事前に知っておく必要がありますね。

 

 

①SNSの利用は話し合いで!

 

これらのSNSは、

子どもがスマートフォンを手に入れた際に、

最初にアクセスしたいサービスの一つです。

 

ただし、これらのサービスは年齢制限が設けられており、

Facebook、Instagram、TikTok、Twitterはどれも13歳以上が利用可能年齢であります。

 

LINEは推奨年齢が12歳以上で、

それ以下の年齢での利用が禁止されているわけではなく、

家庭内での話し合いが必要です。

 

 

②深夜の利用は避けよう!

 

以前の保護者世代では「ラジオの深夜放送を聞いて学校での居眠り」が、

学業の妨げと見なされていました。

 

しかし、現代の子どもたちはスマートフォンを、

使った睡眠不足が問題とされています。

 

スマートフォンが学業に悪影響を及ぼすのは本末転倒な状況です。

 

管理のバランスをとるのは難しい問題ですが、

深夜の利用は制限すべき場面かもしれません。

 

iPhoneの場合、設定から「スクリーンタイム」を選び、「

休止時間」や「使用時間の制限」を設定できます。

 

解除にはパスワードが必要で、

例えば「夜11時以降は使用しない」といった

約束を「購入時の約束」として設定しておくと良いでしょう。

 

 

③アプリと課金は要注意!

 

購入時の取り決めとして、

「中学卒業までの期間は、アプリの利用と課金は親権者の承認が得られた場合に限ります」

 

という約束をお考えになるのはいかがでしょうか?

 

また、iPhoneをご利用の場合には、スクリーンタイムの設定から、

「パスワードが解除された際にのみアプリのインストールや課金が可能になる」

といった設定も可能です。

 

 

 

まとめ

子どもに初めてスマートフォンを持たせた学年を尋ねたところ、

「中学3年生」が最も多く16.3%で、

次いで「小学6年生」が12.1%でした。

 

また持たせる意味としては、

 

①連絡用ツール、②犯罪や非行防止の為、

③スマホがないと仲間はずれになる、④移動中に学習できるツール。

 

このような意味合いとなります。

 

 

そしてスマホを持たせるときの注意点は、

 

①SNSの利用は話し合いで!②深夜の利用は避けよう!③アプリと課金は要注意!

 

となります。

 

以上となりますが、

記事が参考になれば幸いです。

 

 

 

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