皆さんは普通の玉ねぎとの違いをご存知でしょうか?
今回は、普段お馴染みの玉ねぎと、
新玉ねぎの相違点を解説します。
さらに、新玉ねぎと玉ねぎの使い分けに関しても、
解説しますので、最後までお付き合いください。
目次
新玉ねぎと玉ねぎと違いは明らかに違う!
新玉ねぎと玉ねぎの大きな違いは
「生」か「乾燥」の違いです。
まずはこれが結論となります。
更に以下より詳しく解説していきます。
玉ねぎは年間を通じて市場に流通しており、
2月上旬には九州産が最初に出回り、その後産地は北上し、
8月上旬から翌年の5月までは主に北海道産が供給されます。
通常の玉ねぎは収穫後に乾燥させますが、
新玉ねぎは収穫後すぐに出荷されます。
新玉ねぎは早生種で春先に出回り、
柔らかくて辛味が控えめなので生食に適しています。
新玉ねぎを選ぶ際は、
カビなどがついていないことや重みのあるものが良質とされています。
玉ねぎの独特のにおいや辛さの原因である「硫化アリル」には、
新陳代謝を促進し、血液をサラサラにする効果があります。
また、抗菌作用もあるため、
風邪の予防にも役立ちます。
ただし、硫化アリルは加熱すると成分が変化してしまいますが、
新玉ねぎを生食することで硫化アリルを効率的に摂取することができます。
新玉ねぎと玉ねぎ!料理に適した使い分けの違い!
以下、新玉ねぎと、
普通の玉ねぎそれぞれの料理における適切な使い方を紹介します。
■ 新玉ねぎ
新玉ねぎは、辛みが控えめであり、
そのまま生で食べても美味しいのが特徴です。
収穫後に時間が経っていないため、
みずみずしくやわらかい食感が楽しめます。
そのため、サラダやマリネなどの生食向きで、
新玉ねぎの爽やかな風味を存分に楽しむことができます。
また、水分が豊富なので煮込み料理にすると形が崩れやすいですが、
短時間で煮るとトロリとした食感が楽しめます。
■ 普通の玉ねぎ
普通の玉ねぎは、
辛みが強いため生で食べるよりも加熱して食べるのがおすすめです。
炒め物や揚げ物にすると水分が出にくく、
シャキシャキした食感が楽しめます。
また、煮込み料理に使用する際には、
玉ねぎの形や食感を残したい場合に適しています。
新玉ねぎと普通の玉ねぎは、
それぞれの特徴を活かして料理に取り入れると良いでしょう。
新玉ねぎと玉ねぎの栄養と保存期間の違いは?
新玉ねぎを扱う上での注意点
新玉ねぎは水分が多いため、
保存期間が短い傾向にあります。
通年出回る玉ねぎとは異なる保存方法が必要なので、
注意が必要です。
また、
品質の良いものを選ぶことが重要です。
「表面に傷がなく、しっかりとした質感で、
重みのあるものを選びましょう。
この時期、
新玉ねぎには青々とした葉がついているものもあります。
これらの葉は柔らかく、
辛味がないため、葉が鮮やかなものを選んで味噌汁などでお試しください。
新玉ねぎを保存する場合は、
ポリ袋などに入れて冷蔵庫に保管し、
2~3日で消費するようにしましょう。
一方、通年出回る玉ねぎは保存性が高いので、
風通しの良い冷暗所などで保管するだけで問題ありません。
新玉ねぎの旬が始まるこの時期に、
ぜひその甘みとみずみずしさを生で味わってみてください。
国産の新玉ねぎを楽しめるのはこの季節だけですよ。
新玉ねぎと玉ねぎの見た目の違いは?
新玉ねぎは黄色く、普通の玉ねぎは茶色いです。
大きさは変わりません。
まとめ
新玉ねぎと玉ねぎの大きな違いは
「生」か「乾燥」の違いです。
また通常の玉ねぎは収穫後に表皮を乾燥させ、
保存性を高めて出荷されます。
新玉ねぎは収穫後すぐに出荷されます。
このため、通常の玉ねぎは長期保存が可能ですが、
新玉ねぎは保存期間が短いという特徴があります。
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