財布忘れた 飲食店

レジでの支払い中に、

財布を忘れてしまった経験は、

多くの人が一度や二度は経験するものかもしれません。

ＴＶの世界なら笑って終わりですが、

これが現実になると、

相当ヤバいと感じますし、笑っていられない状況です。

特に厳しいのは、

飲食店で食事を終えた後に財布の不在に気付いた場合です。

スーパーやコンビニでの買い物であれば、

商品を戻せば済むこともありますが、

飲食店では通常、料理を食べ終えてから会計が行われるため

、気付いた時点で手遅れとなります。

このような状況で「財布を忘れて食事」をしてしまった場合、

それは犯罪になるのでしょうか？知り合いの弁護士に確認しました。

すると以下のような法的な観点があります。

①　詐欺罪の場合

食事を注文する際に支払いの意思がないまま注文し、

それを隠して注文した場合、「食い逃げ」と呼ばれ、詐欺罪に該当します。

食事を注文する時点で支払いの意思がないのにそれを隠すことは、

「騙す」とされ、詐欺罪に該当するとのことです。

②　詐欺罪は成立しない場合

一方で、食事を終えてから後で財布がないことに気付いた場合、

注文した時点では支払いの意思があったと見なされ、

詐欺罪は成立しません。

ただし、後から嘘をついて支払いを免れるような行動を取ると、

それが詐欺罪に該当する可能性があります。

財布を忘れた時も最終的に支払いが待っている！

とにかく事実を隠して立ち去ることは避けるべきです。

このような事態に陥った場合は、誠実に事情を説明し、

できるだけ早く支払いを済ませることが望ましいとされています。

立ち去ったからといって逃げ得になることはなく、

店や警察とのやりとりが待っています。

くれぐれも食い逃げしようとは思わないでくださいね。

まとめ

財布を忘れてしまった場合、

ご紹介した9種類の方法からあなたができる、

方法を選び実践してみましょう。

そして食事を注文する際に支払いの意思がないまま注文し、

それを隠して注文した場合、「食い逃げ」と呼ばれ、詐欺罪に該当します。

一方で、食事を終えてから後で財布がないことに気付いた場合、

注文した時点では支払いの意思があったと見なされ、

詐欺罪は成立しません。

とにかく事実を隠して立ち去ることは避けるべきです。

このような事態に陥った場合は、誠実に事情を説明し、

できるだけ早く支払いを済ませることが望ましいとされています。