運命と宿命の違いを解説

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今回は運命と宿命の違いを解説します。

似ているようで明確な違いがあります。

 

是非とも参考になれば幸いです。

それではいきましょう!

 

 

運命と宿命の違いを解説

運命というのは、自分の前世での行いなどには関わらず、

自然界の現象によって引き寄せられる人間の幸不幸のことを意味しています。

 

天地や人体を貫いて存在すると言われている

運気の流れのことを運命と表現したりもします。

 

例えば、星占いなどでわかるのが、

人の運命です。

 

これは星の並びやその人の生まれた月日などを照らし合わせて、

運を読み解くものです。

 

このように、運命の場合には、

先を予測することが可能である場合もあります。

 

先を予測することで、運命には対応することが出来ます。

 

つまり、運命というのは、

自分の力で変えることが出来る場合もあるとされているものです。

 

また、天の巡り合わせのようなものでもあり、

偶然とも思える出来事がきっかけで運命の出会いをすることもあります。

 

そのような場合には「運命の赤い糸」

「運命の人」などと呼ばれたりもします。

 

 

宿命というのは、

前世の自分の行いによって、

生まれる前から背負っているものであるとされています。

 

例えば、前世で良い行いをした人は、

 

今生でも良い環境のもとに産まれるというようなものです。

人間というのは、前世の記憶を持ち合わせることは出来ないものです。

 

そのため、

前世の自分の行いが良かったのか悪かったのかは、わかりません。

 

しかし、今世の行いが来世の自分の宿命を決めるのだと考えることにより、

今生で良いことを行おうという志を持つことは出来ます。

 

宿命という言葉は元々は仏教用語であり、今世で良い行いをして、

来世へ魂を繋げていこうという意味を持っています。

 

運命をコントロールしよう!

一方で、「運命」は私たちの努力と意思によって、

かなり自由にコントロールすることができます。

 

宿命が「人生における私たちの役割」であると考えると、

運命はその役割をうまく果たすために、

私たちが自分の意思と努力で選択していくものです。

 

例えば、人を助ける役割を宿命として生まれた人は、

自分の選択次第で、医者になってその役割を果たすことも、

消防士になって宿命を全うすることも可能です。

 

医者になるか、消防士になるかは、

その人の運命次第と言えます。

 

運命とは、私たちが宿命という人生の役割と学びを

無事に果たすために必要なエネルギーなのです。

 

 

まとめ

 

運命とは生まれた後に決まるため、

運命はその人の行動次第で変えることができます。

ただし、予測はできないので、やっかいです。

 

宿命とは生まれる前に決まるものを指します。

そして、生まれる前に決まってしまうため、

まったく変えることはできませんし、避けて通ることはできません。

 

 

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カテゴリ:違い系 

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