今回は食べ物が飲み込みにくい!
その原因と対処法を解説します。
目次
食べ物が飲み込みにくい!実はこんな障害の可能性が高い!
・嚥下障害とは?
嚥下に問題があり、
食事が胃まで適切に送られない状態を指すのが「嚥下障害」です。
この障害には、飲み込めない、
むせるなどの代表的な症状があります。
食物が口から胃に到達するまでの過程を嚥下と呼びます。
食事を摂ると、口内で咀嚼し、
舌の運動によって喉へ送られます。
喉を通過した食物は、気管の入り口を避け、食道へ流れ、
そこから食道の動きによって胃に達します。
これらの段階で問題がある場合、
それが嚥下障害となります。
食事を嚥下することが困難になると、
食欲が低下し、食事量が減少します。
結果として、体重減少だけでなく、
栄養不足や脱水症状も引き起こす可能性があります。
また、食物が円滑に胃まで送られず、
誤って気管に入ることがあります。
これは誤嚥や窒息のリスクを伴います。
嚥下障害の原因は加齢や疾患が関与することがあります。
加齢に伴う筋力や機能の低下が主な原因であり、
その結果、嚥下に必要な機能が低下し、
嚥下障害が引き起こされます。
食べ物が飲み込みにくい!他にもこんな原因が!
他にも以下のような原因があります。
- のどや食道に炎症がある
- のどや食道が狭くなっている
- 嚥下させる神経がうまく働かない
以上の3つも考えられます。
それでは解説していきます。
- のどや食道に炎症がある
- のどや食道が狭くなっている
のどや食道が狭くなり、
飲み込みにくいと感じるこることもあるでしょう。
飲酒や喫煙をする方、ピロリ菌に感染している方は、
- 嚥下させる神経がうまく働かない
嚥下させる神経の機能が低下することで、
飲み込みにくさが生じることがあります。
この状態では、飲食物の一部や口腔内の細菌が気道に入り込み、
誤嚥性肺炎を引き起こすリスクが高まります。
誤嚥性肺炎は重篤な状態に進行することがあり、
命に危険を及ぼすこともあります。
ただし、誤嚥を恐れて食事量を減らすと、
栄養不足の状態に陥り、
飲み込むための筋肉も衰えてしまう可能性があります。
食べ物が飲み込みにくい時の対処法
① 病院に行く
まずは何が原因か?
そのあたりを自分で調べることが先決ですね。
他にも内科、心療内科、呼吸器内科、精神科がありますが、
人によって異なりますので、病院のほうで確認しましょう。
② 口まわりの筋力を意識
自分で食べる力や飲み込む力を維持するためには、
口まわりの筋力を意識して活用することが重要です。
口まわりの筋肉の衰えを防ぐためには、
以下のポイントに気を配りましょう。
・噛むことを意識できる食べ物を摂ること
・会話を積極的にすること
噛むことを意識できる食べ物を摂ることで、
口まわりの筋肉の衰えを予防することができます。
例えば、ゴボウやたけのこ、
切り干し大根などの食物繊維が豊富な食品が挙げられます。
食事の中にこれらの食材を取り入れ、
しっかりと噛んで食べるよう心がけましょう。
また、会話をすることも嚥下機能を維持するために重要です。
会話することで周囲の筋力を使うため、
口まわりの筋肉の衰えを防ぐことができます。
会話の機会が少ない場合は、
歌を歌うなども良い方法です。
まとめ
- のどや食道に炎症がある
- のどや食道が狭くなっている
- 嚥下させる神経がうまく働かない
まずは何が原因か?
そのあたりを自分で調べることが先決ですね。
そして早めに病院で検査をしてもらうほうが良いでしょう。
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