そもそもご近所さんとは、“お互いの家(部屋)が近いという条件”だけで
つながった“無”関係者です。
年齢、職業、家族構成などはさまざまですから、
考え方や生活習慣が異なるのは当たり前です。
それが、同じ地域に暮らすとなると、
時にはトラブルに発展するなんて事などがあるかもしれません。
ところで、
たいていこう言った話をすると『トラブルが起きたからと言って、
簡単に引っ越しなどできませんから、
程よい距離感で“ご近所付き合いをする必要”があります。』
と言う、枕詞(まくらことば)が必ずついてきます。
でも、本当でしょうか?
まず一番大切なことは、ご近所付き合いで押さえておくべきポイント。
つまりは、
ご近所付き合いのメリットとデメリットをしっかり把握しましょう。
そしてもしメリットがあるならば、
“苦手な人”でも上手にやらなくてはなりませんから、
その時はどうするのか?ですね。
そして、
最後にそれらの話を踏まえて、ではどうするのが一番よいのか?
なんて話につながっていければと思います。
時代は21世紀! 今回のコロナ騒動で、
膨大な知識を誇る、
東大法学部卒の超エリート官僚が、クイズ王くらいにしか使えない、
知識だけで、知恵のまったくない無能集団だと分かったご時世!
発想の転換が必須だと思います!
目次
ご近所付き合いはどこまでする必要がある?おさえておくべきポイント
まあたいていどの資料を読んでも、
“ご近所付き合いのメリット”は、
おおきく4つあると言っています。
一つ一つ、見ていきましょう。
メリット1: お互いの不安を取り除けます。
もしも、
あなたの隣に誰かが引っ越してきて、夜中に物音をたてたり、
人の出入りが激しいとすると「どんな人たちなんだろう?」
と不安で落ち着かなくなります。
普段からお付き合いして顔見知りになっておくと
お互いの不安が解消できますし、トラブル回避も可能です!
って、こんな人たちが隣に来た時点でも、
お付き合いする気になりますと断言できる、
このコラムニストは素晴らしい感性の持ち主か、
馬鹿なのか?! とてもメリットだなんて言えません。
メリット2: いざという時の安心。
遠くの親戚より、近くの他人というように、
万一の災害や、犯罪、病気、ケガなどの緊急時にには、
ご近所さんが大きな助けになります。 ・・・・って、
このコラムニストはどんな離島に住んでいるのでしょうか?
ここまでのレベルになるには、
かなりご近所さんと親しくならなければ無理でしょ!
このコラムニストはさらに、
隣近所で助け合える体制を整えておくのが良いでしょう。
と言っていますが、皆さん本当にそう思います?
110番、119番で緊急対応できる地域ならば、
この方の理屈は、人間関係をさらに悩ませるだけです。
メリット3: 円滑なコミュニケーション。
日頃からコミュニケーションを心がけていれば、
なにか有ったときに、気軽に声をかけやすいというメリットがあります。
・・・なにか有った時ってなんでしょうか?
メリット4: 地域力の向上。
地域力とは、
安全・教育・自治など地域が抱える問題に住民が関心を持ち、
解決して行こうとする努力だそうです。
ご近所付き合いレベルで、
これが向上すると本気で考えているのだとしたら、
このコラムニストの方の見識を疑います。
ということで、ご近所付き合いのメリットはこれだ!
と納得させられるような提案はなく、
なにがメリットなのかは、はなはだ疑問です。
一方のデメリットですが、程よい距離のお付き合いを目指しても、
他人のプライバシーを詮索する人、
自治会活動への参加強要などなどデメリットは明確です。
結論は、顔見知りの人には自分から挨拶し、
財布の話(年収、ローン、相続、年金など)、
プライベートにかかわる話(夫婦事、勤務先、学歴など)、他人の悪口等は絶対NG!
いわゆる、立ち話にも参加しない。・・・これが大人の対応です。
ご近所付き合いはどこまで!苦手な人と上手くやる方法?
私が、中学生の頃です。父親はサラリーマン。
母親は専業主婦でした。
ようやく貯えた貯金と、銀行ローンで、
念願の一戸建てマイホームを建築しました。
ところが、隣人がひどかった。
マイホームの一方は道路に面し、反対側は隣の民家でした。
兎に角、家を建て始めると1から10迄まで文句を言ってくる。
窓が自分の家に向いている。
雨樋(あまどい)の水が自分の土地にかかってきそうだ・・・・。
この隣人は、公立小中学校の教師だったそうで、
この当時の教師は子供を人質に取っていたので、
誰に対しても“傍若無人(ぼうじゃくぶじん)”でした。
私の両親は、あまりのひどさに数年住むと、
さっさと引っ越しました。
その時父親が言った言葉。
ご近所付き合いには何のメリットも無い。
かえって、住宅ローンを20年30年と払って、
あのレベルの隣人とご近所さんと言って付き合う事こそが、
精神衛生上最悪だ! 精神的な安定が第一!
自宅を売却。 金は何とでもなる!でした。
もちろん、母親もかなり苦労していたので大賛成でした。
結論は、なにかにつけクレームをつけ、
トラブルを引き起こす、ご近所さんとの付き合い方とは、
『付き合わない!』。逃げるが勝ちです。
あなたの今住む『家(部屋)』は夫婦の絆(きずな)、
子供達の精神的な健康を犠牲にしても、住むほどの場所ですか?
おわりに
ご近所付き合いはどこまで必要か?
答えは、ネット検索すれば、馬に食わせる程、色々出てきます。
ただし、どの回答も所詮、どっかで聞いたような話ばかり。
そりゃそうです。
自分は人間関係に悩んだことなどない人達がほとんど。
もしかすれば、そのクレーマーこそ、
廻り中に害毒をまき散らしている
『元凶(げんきょう)』かもしれません。
私が両親から教わったことは、
夫婦・家族の健康と安寧(あんねい)
を犠牲にするほどの場所ですか?です。
都会でさえ、空き家問題がひんぱんに叫ばれる現代。
TVコマーシャルでも言っています。
年代に応じて『リハウス』するのが一番!
人間関係に悩み、
周りに気を使って一生を終わるなんて馬鹿馬鹿しくありません?
うさぎのお部屋
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