覚えがわるい人 教え方

目安時間:約 8分

仕事の覚えが悪い人に対して、

どのように指導するかは重要なポイントです。

 

この記事を読むことで改善が期待できます。

 

 

 

 

覚えがわるい人 教え方

 

仕事をする上で、

メモを取ることは当然のことです。

 

しかし、私が働いていた職場では、

社員の多くがメモを取らないことがよくありました。

 

メモを取らなくても仕事を覚えられる人は問題ありませんが、

そうでない人が多いため、

メモを積極的に取る人の方が仕事ができる傾向にありました。

 

特に仕事を覚えるのが遅い人に対して「メモを取ってください」とお願いすると、

話したことを全て記録しようとしてしまい、

内容を整理して書くことができないことに気づきました。

 

そこで、説明する際には、

どのような内容でメモを取っているかをチェックし、

重要なポイントを整理してメモするよう指導しました。

 

メモの取り方を知らない人も多いため、

書き方を教えるだけでかなり改善されます。

 

ちなみに、

私はコクヨのキャンパスノートA6サイズをメモ用に使っていました。

小さくて持ち運びが便利だからです。

 

次に、仕事の手順を教える際には、

メモを取ってもらいながら進めます。効率を重視するため、

最初は「なぜそうするのか」という理由は教えません。

 

理由を同時に教えると混乱してしまうからです。

 

お手本を見せてから自分でやってもらい、

ミスがないかチェックします。

 

 

メモを確認しながら作業をしてもらい、

「わからなかったら何でも聞いて」とアドバイスします。

 

聞けないで一人で悩んでいる人もいるため、

聞きやすい雰囲気を作ることが大切です。

 

そして、行き詰まったら

「まずは5分考えて、それでもわからない場合は聞くように」と教えます。

 

この方法を取ることで、

私自身の作業の中断が減り、効率が上がりました。

 

一人で作業がこなせるようになったら、

手順の意味を教えます。

 

 

意味を理解することで「やらされている感じ」が減り、

納得して仕事ができるようになります。

 

これにより、「作業」が「仕事」に変わり、

自主性が高まります。

 

 

仕事の覚えが悪い人には、

内容をイメージするのが苦手な人が多いようです。

 

しかし、

一度定着すると忘れないという特徴もあります。

 

 

最後に、

できている作業を認めて褒めることが重要です。

 

「最初はうまくいかなかったけど、テキパキできるようになってきたね」など、

具体的に成長を認めてあげると自信がつきます。

 

ここから段階的にハードルを上げ、

例えばスケジュール管理や他部署との調整など、

仕事を増やしていきます。

 

できることを認めて励ますことで、

さらに成長を促します。

仕事の覚えが悪い人の主な特徴

仕事の覚えが悪い人には、

いくつかの共通する特徴があります。

 

これらの特徴を理解することで、

適切な指導方法を考える手助けになります。

 

以下に、

仕事の覚えが悪い人の主な特徴を挙げます。

 

1. メモを取らない

覚えが悪い人は、

メモを取る習慣がないことが多いです。

 

そのため、重要な情報や手順を忘れてしまい、

何度も同じことを聞くことになります。

 

2. 理解が浅い

新しい情報や手順を深く理解せず、

表面的に覚えようとする傾向があります。

 

その結果、

少し応用が必要な状況に対応できません。

 

3. 集中力が持続しない

長時間集中するのが難しく、

注意散漫になりがちです。

 

このため、重要なポイントを見逃したり、

ミスをすることが増えます。

 

4. 自信がない

自分の能力に自信が持てず、

失敗を恐れて積極的に質問や確認をしないことがあります。

これがさらなるミスや効率の低下を招きます。

 

5. イメージが苦手

具体的なイメージを持つことが苦手で、

抽象的な説明や手順を理解するのに時間がかかります。

 

そのため、

視覚的な説明や実際の作業を見せることが効果的です。

 

6. 記憶力が弱い

一度に多くの情報を覚えることが難しく、

短期記憶が弱いことがあります。これにより

、手順をすぐに忘れてしまいがちです。

 

7. 質問をためらう

わからないことがあっても、

質問するのをためらうことがあります。

 

このため、問題を自己解決できず、

効率が悪くなります。

 

8. 曖昧な理解で進める

曖昧な理解のまま作業を進めてしまい、

結果的にミスが多くなることがあります。

 

しっかりと確認をせずに進めてしまうため、

後から問題が発覚することが多いです。

 

9. 習慣化されていない

新しい習慣を身につけるのが難しく、

指導されたことを忘れてしまいがちです。

繰り返しの練習やフィードバックが必要です。

 

10. 体感的な学習が必要

実際に手を動かして覚える方が効果的な場合が多いです。

NLPの代表システムでいうところのK(体感覚優位)の人に多い特徴です。

 

まとめ

メモの取り方を教え、
手順を具体的に示し、イメージを持たせることで、
仕事の覚えが悪い人も改善できます。

 

 

また、聞きやすい雰囲気を作り、手順の意味を教えることで、
自主性を高めます。

 

最後に、成長を認めて褒めることで、
自信を持たせ、さらに成長を促します。

 

このように段階を踏んで指導することで、
覚えが悪い人でも効率よく仕事を覚えることができます。

うさぎのお部屋

カテゴリ:会社が辛いあなたへ 

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