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蕎麦はイライラを鎮める効果あります!
漢方の教えを取り入れた薬膳では、
どちらも暑さで火照った体の熱を取ってくれるため、
夏におすすめの食材です。
温涼性に大きな差はありませんが、
細かな働きには違いがあります。
そうめんの原料である小麦には、
高ぶった心を落ち着かせる効果があり、生薬としても使われます。
しかし、この効果は小麦の表皮に多く含まれており、
表皮を取り除いたそうめんにはほとんど期待できません。
一方、蕎麦にはその香りによって気持ちをリフレッシュし、
イライラを改善する作用や、消化を高める働きがあります。
食欲がない時でも「お蕎麦なら食べられる」「お蕎麦なら食べたい」と
感じるのは、こうした理由からかもしれません。
薬膳の観点から見ると、蕎麦の方が暑さからくるイライラを改善し、
胃腸の働きを整える効果があるため、夏の体には蕎麦の方が良いと言えそうです。
そうめんと蕎麦の栄養面
栄養面ではどちらが良いのでしょうか?
以下はそうめんと蕎麦の1食分が満たす主要栄養素の割合です。
そうめんはミネラルやビタミンがほとんど含まれておらず、糖
質が目立ちます。
一方、蕎麦はそうめんよりも栄養価が高く、
特に食物繊維は1食分のほぼ100%、
鉄分は70%、マグネシウムは50%を満たしています。
また、疲労回復や夏バテ予防に効果的な、
ビタミンB1やB2も少量ですが含まれています。
このため、
栄養面でも蕎麦の方が優れていると言われています。
そうめんと蕎麦どっちがダイエット面に優れているの?
ダイエット面ではどちらが良いのでしょうか?茹でた麺200gあたりのカロリーは、
そうめんの方が若干低いですが、蕎麦には以下のような特徴があります。
- 糖質がやや低いと言われている
- 食物繊維が豊富。満腹感もある
- 食物繊維が多いため糖質の吸収スピードが遅く、GI値が低い
- エネルギー代謝に関わるビタミンB1やB2が多い
これらを考慮すると、
蕎麦の方が体内で糖に変わるスピードが緩やかで太りにくく、
整腸作用があるため、ダイエットには蕎麦の方が良いと言えます。
ダイエットばかり意識するのは危険
蕎麦粉には豊富な栄養が含まれており、
ポリフェノールも多く含まれています。
ただし、蕎麦だけや素麺だけのダイエットは栄養が不足するため、
効果的ではありません。
最適な食事は、蕎麦に野菜炒めや肉、魚、卵などの、
良質なタンパク質を組み合わせることです。
炭水化物、脂質、タンパク質をバランスよく摂ることで、体のサイクルが整い、
健康的に痩せられます。
また、良質な油や野菜、タンパク質はダイエットに欠かせない要素です。
まとめ
そうめんとそばどっちが太る?どちらが体に良いのかを解説しました。
結果的にお蕎麦が優れていることがわかりました。
ですが、そうめんも消化に良く、体を冷やす効果があるため、
夏のエネルギーチャージに適した食品とも言われています。
また、どちらの麺も栄養面では不足している部分が多いため、
単品ではなく、豚肉や夏野菜を添えるなどして、
栄養バランスを整えながら夏の麺料理を楽しんでくださいね。
本日は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
うさぎのお部屋
カテゴリ:ランニングとダイエット