さくらんぼにはどんな虫がつくの?悪影響はある?正しい対処法も解説

目安時間:約 9分

 

さくらんぼうに虫がついてしまった!
食べれなくなるので困りますよね。

 

特にさくらんぼうに関わる人には
死活問題と思う人もいるでしょう。

 

そして案外さくらんぼうに虫が、
ついてしまった時の対処法を知らない方もいます。

 

そこで今回は、

さくらんぼうにつく虫の正体を明かしたいと思います。

 

 

またどんあ悪影響があるのか?

そして対処法も徹底解説していきます。

それでは行きましょう!

 

 

さくらんぼにはどんな虫がつくの?悪影響はある?

 

さくらんぼには主に7種類の虫がつきやすいです。

 

・オビカレハ

・ハマキムシ
・グンバイムシ
・コスカシバ
・コウモリガ
・ハダニ類、
・スカシバ 

 

それでは解説していきます。

 

オビカレハは成虫で、

体長30~45mmぐらいの大きさです。

幼虫は60mmを超えるものもいます。

 

身体にオレンジ色の線が入っています。

若いころは糸をテント状に張って集団で過ごします。

 

ですが、

年を取ると分散して生活するのが特徴です。

 

オビカレハの小枝などを螺旋状に取り囲むように卵を産み付けます。

オビカレハの幼虫は毛虫ですが、

どうやら毒性はないそうです。

 

 

ハマキムシは体長20~25mm程度の幼虫です。

この虫は葉やつぼみ、果実の表面を食害していくので、
ハマキムシが大量発生すると生育不良や、
質が悪くなり収穫できない場合があります。

 

 

そして注意点ですが、
ハマキムシは夜行性です。

 

 

光に惹かれる性質があるので、
さくらんぼの近くに明るくなる物や、
電気があると産卵されやすくなりますので、
注意してください。

 

グンバイムシは体長3~5mmほどの害虫です。
葉に寄生して吸汁をします。

 

グンバイムシの被害が春先に起こりやすくと言われますが、
実は枯れるほどの被害になることはありません。

 

コスカシバは体長25mmほどの蛾です。
4月下旬から6月上旬にかけて、

樹皮に産卵します。

 

幼虫は樹皮の内側に潜りこんで、

内部を食い荒らしてしまいます。

 

殺虫剤が効きにくいと言われています。
幼虫は捕殺するのが効果的です。

食害されると樹木が枯れてしまう可能性があります。

 

コウモリガは体長50~80mmほどの幼虫です。
樹木を食害します。

 

樹木の内部を食害し、
樹木を食害します。

 

ハダニ類はさくらんぼに限らず、
あらゆる農作物に発生しています。

 

 

ハダニ類は体が小さいため
雨が降ると振動により葉から振り落とされます。

 

ですので、
雨が多いと発生が少ないのですが、
ハウス栽培の場合は天候に影響を受けず発生します。

 

 

そしてハダニと言っても種類が多く、
通常ハダニ類とまとめて呼んでいます。

 

被害としては吸汁により植物の勢いを衰えさせたりしますし、
他の病気を感染させたりします。

 

 

スカシバは幼虫で、
幹や枝の中に入り、

木を食べてしまいます。

 

最悪は幹の周囲を一回り食害すると、
木自体が枯れてしまうこともあります。

 

そしてスカシバの種類は2種類。
モモスカシバとブドウスカシバです。

 

 

さくらんぼを食害するのは、

モモスカシバと言われております。

 

 

さくらんぼの虫対策はこれ!正しい対処法を解説

 

さくらんぼにつく虫は色々な性質を持っているものが多いです。

 

コウモリガ対策としては、

農薬で捕殺するのが一般的です。

 

農薬を使わないで駆除する場合ですが、

針金で突き刺すのが効果的と言われています。

 

しかし、

この針金で突き刺すというのが非常に難しい為、

やはり農薬で捕殺するのが簡単です。

 

オビカレハ対策としては、

テント状に糸をはりますが、

テント状に張られた糸を枝ごと切り落として焼けば、

駆除ができます。

 

 

ハダニ対策としては、

農薬の散布で対応します。

 

ハダニは色んな種類の虫がいますので、

効果の高い農薬も種類も多めですが、

全体的に価格が高めなところがネックです。

 

 

ハダニ類は繁殖力が強い為、

世代交代が早いです。

 

ですので、

同種類の農薬を続けて使用すれば、

農薬に耐性のあるダニが発生します。

 

農薬使用基準で数回使用できる農薬でも、

年に一回しか使用しないですね。

 

 

天敵(虫)による方法もありますが、

安定性に欠けるため天敵による防除は行っていません。

 

 

スカシバ対策としては、
幹を削りスカシバの幼虫を、

直接捕殺する方法が確実です。

 

ただし、

一度に多く幹を削ると、

幹を削ったことにより木が弱まる可能性が高くなる為、

余り多くは削れません。

 

また幹に塗布するタイプの殺虫剤もありますので、

削るのが嫌なら殺虫剤を使用しましょう。

 

 

その他も体長が大きい虫が多いので、

基本的に農薬を使い捕殺するか、

農薬を使わないで捕殺するかの2種類となります。

 

確実なのは農薬を使い、

捕殺ですね。

 

 

一般的に農園では大量発生する前に

農薬を使用して害虫の駆除や事前対策を、

行っています。

 

家庭農園の場合は、

人によります。

 

農薬を使い捕殺するか。

農薬は使わずに捕殺するか。

そのまま放置するのか。

 

この3種類かと思います。

 

さくらんぼにつく害虫は多くは、

樹木に寄生してしまいます。

 

葉や果実はもちろん。

幹や枝の部分も確認しましょう。

 

 

 

まとめ

今回はさくらんぼにはどんな虫がつくのか?

また正しい対処法も解説しました。

参考になれば幸いです。

 

 

さくらんぼには主に7種類の虫がつきやすいです。

 

 

・オビカレハ

・ハマキムシ
・グンバイムシ
・コスカシバ
・コウモリガ
・ハダニ類、
・スカシバ 

 

そして対処法は農薬を使い、

捕殺していくのが確実で簡単です。

 

 

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