忠告を聞かない人は何故聞かないの?

目安時間:約 10分

 

 

「アドバイスを聞かない人にはどう対処すれば良いでしょうか?」

という質問を受けたことがあります。

 

今回は、さまざまなケースで、

言うことを聞かない人や、

アドバイスを聞かない人に対処する方法について考えてみたいと思います。

 

さらに、相談してくるにも関わらずアドバイスを聞かない場合や、

こちらが提案したことを否定する場合などもあります。

 

今回はそのあたりの解決策を書いていきます。

 

 

 

忠告を聞かない人はどんな特徴?

結論は以下の通りです。

 

1.他人に強要されるのが嫌
2.否定されるのが嫌
3.アドバイスの内容が受け入れられない

 

以上の3つです。

それでは解説していきます。

 

1.他人に強要されるのが嫌

 

人は自らの行動を決定したいという欲求があり、

それを他人に強要されることを嫌います。

 

これが「心理的リアクタンス」とも呼ばれる現象で、

無意識のうちに抵抗を示す傾向があります。

 

たとえば、子供が「勉強しなさい」と言われると、

「今やっていることを邪魔されるのはイヤだ」と、

反抗することがあります。

 

これも心理的リアクタンスの表れです。

そのため、「勉強しなさい」と言っても、

子供にとっては逆効果になるかもしれません。

 

このような反応は、相手が正しいかどうかに関係なく、

自己決定の欲求が根底にあるためです。

 

アドバイスを聞かない人や言うことを聞かない人は、

この欲求が他の人よりも強い可能性があります。

 

また、人によってその程度は異なりますが、この欲求が存在するため、

求められていないアドバイスは歓迎されないことがあります。

 

ただし、親が子供にアドバイスをする場合や上司が、

部下に何かを伝える場合など、

求められていなくても伝えなければならない状況があります。

 

2.否定されるのが嫌

 

アドバイスは、相手に「こうした方が良い」と伝えることですが、

注意が必要です。

 

なぜなら、誤解すると、

相手が自分や自身の行動を否定されていると、

受け取るかもしれないからです。

 

人は誰でも否定されるのが嫌な生き物です。

 

 

3.アドバイスの内容が受け入れられない

 

時には、誰かから相談を受けたり、

アドバイスを求められることがあります。

 

しかし、相談を受けているのに、

「アドバイスをください」と言われても、

提供したアドバイスが難易度が高く、

相手がそれに耳を傾けようとしなかったりすることもあります。

 

相手が実際に求めているものがアドバイスではない、

可能性もあることを考慮する必要があります。

 

忠告を聞かない人はどのように対処すべきか?明確な答えはこれしかない!

 

結論は以下の通りです。

 

1.否定されたくない

2.実際はアドバイスではなく同意や確信が欲しい

 

以上の2つです。

それでは解説していきます。

 

1.否定されたくない

 

否定せずに相手に自己決定させる方向でアドバイスを提供することで、

心理的リアクタンスの心理を回避し、

相手が話に耳を傾ける可能性が高まるかもしれません。

 

たとえば、「こうすればいい」と命令形でアドバイスをすると、

心理的リアクタンスが働いてしまいますが、

その代わりに、「どうしたらいいと思う?」と、

相手に自分で考えさせる方が、より効果的な場合があります。

 

このように、自分で答えを出すことで、

「自己決定の欲求」が満たされ、

さらに自分で選択したことになるので、やらざるを得なくなります。

 

また、アドバイスをする際は、

否定的ではなく肯定的なメッセージとして伝えるのが有効かもしれません。

 

欠点を指摘すると、人は身構えたり抵抗しやすいですが、

代わりに肯定的なアドバイスとして伝えることができます。

 

長所を指摘し、それを伸ばすようにアプローチすることができます。

欠点は自分にとっても見つけやすいものですが、

自分の長所に気付かないこともあります。

 

そのため、長所を伸ばすアプローチも有効ですし、

少なくとも肯定的なアドバイスの方が、受け入れられやすいかもしれません。

 

2.実際はアドバイスではなく同意や確信が欲しい

 

相談を受けた際に、「こうしたらどうですか?」と、

実践できるアドバイスを提供すると、

 

「そんなことはできない」と否定されたり、

何度も同じことを相談されたり、

アドバイスを聞こうとしなかったりすることもあります。

 

この理由は、相談という形を取っているものの、

実際はただ自分の話を聞いてほしいだけであったり、

 

先述したように、答えはすでに自分の中にあり、

それが正しいのかどうか、またはその同意や、

確信を得たいだけの場合もあるかもしれません。

または、自分が思っていることや自分の中で出ている答えに対して、

それでいいと後押しして欲しいだけという場合もあります。

 

このような場合、答えがすでに自分の中にあるため、

異なる答えを提示されても(アドバイスされても)受け入れない人が多いかもしれません。

この場合同意が欲しいのでしょう。

 

 

対処法としては「あなたはどうしたいのですか?」と質問して、

あなたの意見に同意するだけでいいのです。

 

人は自分で考え、それで失敗しても、

それから自ら立ち上がって学ぶ生き物です。

まとめ

忠告を聞かない人は以下の通りです。

 

1.他人に強要されるのが嫌
2.否定されるのが嫌
3.アドバイスの内容が受け入れられない

 

忠告を聞かない人に対しての対処法は以下の通りです。

 

1.否定されたくない

2.実際はアドバイスではなく同意や確信が欲しい

 

アドバイスするのも大切ですが、
話を聞いてほしいだけの人もいます。

最後は自分で考え、それで失敗しても、

それから自ら立ち上がって学ぶ生き物です。

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