生後1ヶ月の赤ちゃんが日中、全然寝ない!寝ない原因&使える解決策を伝授

目安時間:約 10分

 

生後1ヶ月の赤ちゃんが終日眠らない問題に直面していますか?

寝てもすぐに目を覚ますというお悩みな方に向けて、

 

寝ない原因や寝かしつけのヒントをご紹介していますので、

ぜひ参考にしてください。

 

 

生後1ヶ月の子供が日中に全然寝ない!原因①不快な気持でいる

不快な状態がいくつか考えられます。

先に述べた通り、

この時期の赤ちゃんは泣くことで、

排泄や空腹などの不快感を伝えるとされています。

 

例えば、赤ちゃんが泣いていなくても、

寝ない理由として「オムツが汚れている」

「お腹が空いている」などの不快な状態が考えられます。

 

また、感覚が敏感な赤ちゃんもいます。

そのため、部屋の明るさや音、

衣服やシーツなどの触れているものが寝る際に気になり、

寝つきにくくなることがあります。

 

一例として、「抱っこしていると寝るのに、

ベッドに降ろすと起きてしまう」という場合、

抱っこからベッドに降ろされたときの環境の変化や、

保護者の体温とベッドの温度との差に驚いて起きる可能性があります。

 

 

生後1ヶ月の子供が日中に全然寝ない!原因②体調不良

 

赤ちゃんがなかなか寝ないだけでなく、

泣いたりぐずったりしている場合は、

体調が良くない可能性も考えられます。

 

鼻が詰まっていたり、アトピー性皮膚炎があったり、

風邪をひいているなどの健康上の、

問題が夜泣きやぐずりの原因になっていることもあります。

 

 

 

生後1ヶ月の子供が日中に全然寝ない!原因③睡眠が浅い

 

新生児は、短時間の睡眠を繰り返し、

わずかな刺激でも目を覚ましてしまうことが、

その眠りが浅いことに起因していると考えられます。

 

人間の睡眠は脳の活動によって、「ノンレム睡眠」と

「レム睡眠」の二つに大別されます。

 

しかし、2歳未満の乳幼児の睡眠中の脳波の状態は成人と異なるため、

ノンレム睡眠に相当する状態を

「静睡眠」、レム睡眠に相当する状態を「動睡眠」と呼ぶことがあります。

 

新生児の睡眠のおおよそ半分は動睡眠とされています。

成人が入眠時にノンレム睡眠に入るのに対し、

新生児は動睡眠に入ることが一般的です。

 

そのため、新生児は寝ている最中も眠りが浅く、

わずかな刺激でもすぐに目を覚ましてしまうことがあります。

 

生後1ヶ月の子供が日中に全然寝ない!原因④睡眠リズムができていない

 

新生児の睡眠が不規則なのは、

人間が生まれる際に持つ体内時計の周期が

おおよそ25時間であるためです。

 

そのため、新生児期の赤ちゃんは昼夜の区別なく、

1~4時間の睡眠と1~2時間の覚醒を繰り返すことが一般的です。

 

また、

毎日の睡眠時間にもばらつきが見られます。

 

生後3ヶ月くらいまでの期間は、

体内時計と地球の1日である24時間の周期を調整する時期と考えられています。

 

その後、生後3ヶ月を過ぎるころから、

次第に「昼間に起きて、夜に寝る」

といった睡眠と覚醒のリズムが形成されていくとされています。

 

生後1ヶ月の赤ちゃんが日中全然寝ない!解決策①快適な温度にする

寝室やベッドの温度や湿度は、

寝つきや睡眠の深さに影響を与えると考えられています。

 

特に新生児期の赤ちゃんは体温を適切に調節する能力が未熟なため、

着るものだけでなく、寝室の温度にも注意が必要です。

 

季節に応じて温度を調整することが重要です。

湿度も体感される暑さや寒さに影響を与えるため、

加湿器などを使用して湿度を適切に調整できると良いでしょう。

 

 

生後1ヶ月の赤ちゃんが日中全然寝ない!解決策②暗い環境を用意

 

新生児期の赤ちゃんは、

少量しかミルクを摂取できないため、

この時期は授乳の頻度が高まります。

 

通常、2~3時間おきの授乳が推奨されており、

新生児期では赤ちゃんが寝ていても2~3時間おきに目を覚まし、

授乳するようにアドバイスされることもあります。

 

夜間の授乳時も、「寝ている時間は暗くする」という

原則が適用されます。

 

授乳中は一時的にナイトライトなどを使用し、

終了後は消灯して暗く保つよう心がけてください。

 

ただし、赤ちゃんの成長には個体差があり、

時間とともに1回の授乳で摂取できるミルクの量も変わってきます。

 

そのため、

授乳の間隔に関しては医療機関の指示に従うようにしてください。

 

生後1ヶ月の赤ちゃんが日中全然寝ない!解決策③生活リズムを整える

 

昼夜の生活リズムを整えることは、

体内時計の調整を促進するとされています。

 

新生児期においては、

睡眠時間が不規則であっても、

毎朝6〜7時ごろには寝室のカーテンを開けて、

日光を取り入れるよう心がけましょう。

 

日中は、赤ちゃんが寝ていても、

生活音が聞こえるリビングなどの場所で過ごすようにします。

 

 

夜間の静寂と暗さ、

そして日中の明るさと活気ある雰囲気の差を通して、

赤ちゃんの体内時計が徐々に調整されていくと考えられます。

 

 

生後1ヶ月の赤ちゃんが日中全然寝ない!解決策④コミュニケーションをする

 

寝る前にスキンシップのひとときを持つことは重要です。

 

赤ちゃんを寝かせつける前に、絵本の読み聞かせやマッサージ、

背中をなでる、添い寝をして体をトントンするなど、

わずかな時間でも構いません。

 

これらのゆったりとした瞬間を設けることで、

赤ちゃんは安心し、穏やかな気持ちで眠りにつくことでしょう。

 

 

 

 

まとめ

生まれたばかりの赤ちゃんは睡眠リズムがまだ整っていません。

 

なかなか寝てくれなかったり、

ちょっとした刺激で起きてしまうことがあります。

 

でも、成長とともに自然と眠ってくれるようになるので、

安心しててくださいね。

 

それまでは、部屋の温度や明るさなど快適な睡眠環境を作る、

毎日の日課を繰り返して生活リズムを整える、絵本を読む、

 

背中をトントンして安心感を与えるなどの、

赤ちゃんを寝かせるコツを参考に乗り切っていきましょう。

 

赤ちゃんが寝てくれないと、

ママやパパも睡眠不足になってしまいます。

 

イライラやストレスを感じることもあるでしょう。

そんなイライラが赤ちゃんにも伝わってしまい、

さらに悪循環になってしまうことも。赤ちゃんが早くぐっすり眠ってくれると、

 

ママやパパもゆっくりと家事をしたり、

好きなことをしたり、

2人だけで過ごす時間も増えてストレスが少なくなりますね。

 

周りの人にも協力をしてもらいながら乗り切っていきましょう!

 

うさぎのお部屋

カテゴリ:子育て 

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